当院の検査機器と、院内で即日結果報告可能な検査項目についてご紹介致します。当日迅速結果の必要性につきましては、医師が判断いたします。項目により後日結果となることもございます。
甲状腺関連検査の院内迅速検査が可能となり、診察前検査が出来るようになりました。最初のレポートを30分ほどで出すことが出来ます。その日の診療の混雑具合にもよりますが、採血してから1時間程度で結果をお話しできます。
診察前検査を行う事で、迅速な甲状腺疾患診断が可能となり、遠方から来院される患者さまや妊婦の患者さまにも結果待ちの不安を解消することが出来ます。迅速検査の必要性につきましては院長が判断します。ご希望の際はお声がけ下さい。
検査内容によってはこれまで通り、前採血行い1週間後に診察という流れになる事もあります。皆様が、安心して通院継続できるよう努力してまいります。
今後、NT-ProBNPや副腎機能検査、性腺機能検査(女性ホルモンなど)への対応も検討中。
専門性を考え、市民病院や大学病院など大きな病院で使用しているものと同一機器を新規導入しました。 HbA1c の測定は1検体24秒で結果が出力されます。以前の機器は38秒でした。血管採血だけでなく指先からの採血にも対応可能です。
指先からの採血で簡単に血糖値(グルコース)を検査することができます。 自己血糖測定装置より正確な検査となります。 測定結果は電子カルテに送信されます。
尿検査は自動判定で、電子カルテに結果が送信されます。
院内で至急の検査が出来る様になりました。甲状腺のお薬を飲んで出現する好中球減少症なども分かる様に白血球5分類の検査が可能です。感染症の診断も迅速に検査可能です。
以前のウエット機器の製造中止に伴いドライケムの最新機器に変更。検査精度は確保しております。
採血して、遠心分離、測定となります。20−30分で検査結果が出ますので、診察前検査が可能です。
当院は群馬県医師会及び日本臨床検査技師会の主催する臨床検査精度管理事業に毎年参加しており検査値の正確性を確認しております。
※検査の結果は電子カルテに自動送信されますので、すぐにご覧頂くことが可能です。
心電図検査では狭心症や心筋梗塞の判定、不整脈の有無などを診ることが出来ます。また、R-R間隔という検査は自律神経機能の検査になります。手と足の血圧を測り、脈の状態を診ることで血管の弾力性(血管年齢)や足の血管の詰まり具合(閉塞性動脈硬化症の有無)を調べることが出来ます。15分程度横になっているだけで検査が出来ます。
最新機器を県内でも早期に導入。
肝臓や胆管、腎臓、膵臓、脾臓などの状態をレントゲン被曝することなく観察することが出来ます。甲状腺に関しては体の表面に近いところにありますので、内部の観察にはエコーが最も有効です。首の動脈を超音波で診ることによって動脈硬化の有無や、脳梗塞や心筋梗塞になりやすいかどうかの判定も出来ます。専門性を考え、こちらも大学病院など大きな病院に導入されているものと同一装置に更新しました。
甲状腺エコーにおける腫瘍の硬さの判定として用いられるエラストグラフィーや細かい血管の走行を見ることの出来るSMI という最新の技術が導入されており、高精細の画像を得ることが出来るようになりました。脂肪肝の度合いや肝硬変の硬さ測定などにも対応。
散瞳することなく眼底の写真撮影が可能です。撮影後の運転もできます。糖尿病合併症検査 糖尿病網膜症や高血圧の眼底所見の有無を見ることができます。
睡眠時無呼吸検査をするための機械です。ご自宅に当院から機械を貸し出します。夜間、ご自分で装着することによって簡単な検査を行うことが出来ます。検査後に機器を回収し、院内解析可能になっていますが、結果は1週間ほどでお話しております。
解析結果により、CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:経鼻的持続陽圧呼吸)療法を当院で保険適用にて開始することが可能です。
精密検査が必要な際には前橋赤十字病院等紹介にて1泊入院検査を行います。
禁煙外来で行う呼気中の一酸化炭素濃度を測定する装置です。
酸素の濃度がわかります。
測定結果は電子カルテに送信されます。 身長・体重・BMI
高精度体成分分析装置。体の4大構成成分や骨格筋、脂肪、部位別の筋肉バランスを高精度に測定することが出来ます。
食事運動療法の効果確認など、モチベーションを上げるためにも効果的です。
診察前に血圧測定を行います。自動測定が客観的と言われております。もしもの時のAEDも受付に配置しております。心肺蘇生トレーニングも行っております。
現在の皮下間質液のブドウ糖濃度がリアルタイムに表記される機械です。
血液内の血糖値と間質のブドウ糖濃度には、時間差やいくつかの特徴がありますので、日本糖尿病学会 リアルタイムCGM研修 受講済みの院長が、直接指導を行います。
リブレPro〈白〉は2016年12月に国内発売され、保険適用になりましたが、2024年販売が終了となりました。代わりに発売されたフリースタイルリブレ2はスマートフォンとBluetooth接続すると1分ごとの測定を行い、14日間の装着が可能となっております。また、Dexcom G7が上市され、こちらは自己血糖測定による補正も可能で、常時5分ごとの測定となりますが、より正確な測定が可能(10.5日間)となっております。
リアルタイムCGMは高血糖、低血糖に対してのアラート機能も豊富で、インスリン治療中の糖尿病診療、自己血糖管理にとって不可欠のデバイスとなっております。
当院ではインスリンポンプ治療(CSII)患者さまの診療も行っており、2018年度より専門医が1人いれば検査として保険算定可能となりましたので血糖コントロールが不安定な患者さまで希望があれば保険診療で検査を行っております。
その他の患者さまでは、保険外診療(自費)として扱います。2024年から選定療養が可能となりました。
どんなことで血糖が変動するのか、睡眠中の血糖値や食事による上昇の度合いなど生活記録とあわせて説明と指導を行います。倦怠感などを来す低血糖症の確認にも有用かもしれません。
我々クルーも時々行い、生活習慣の見直しに活用しております。
機械をかざすだけで血糖値が測れる装置。
腕に貼り付けたパッチに機械をSuicaのように「ピッ」とかざすだけで、血液を採らずに血糖値をリアルタイムに測定することが出来ます。指に針を刺す必要がないため痛みもなく、服の上から何時でも何度でも血糖値を知ることが出来ます。こちらは正確には血糖値ではなく、皮下の組織間液のブドウ糖濃度を測定し血糖値に換算しているもので、血糖測定による補正は必要ないとされております。
リブレ〈黒〉は自己血糖測定装置で、センサーの寿命は2 週間、15 分おきに血糖値の動きが記録されます。もちろんセンサーをつけたまま入浴や運動も可能です。2016 年5 月に認可され、2017 年1 月から発売、同年9月1日より保険適用となりました。インスリン製剤と毎日のGLP-1受容体作動薬自己注射中の患者さまなどが対象となります。
現在、リブレが販売終了となり、リブレ2に移行しましたが、スマホとの組み合わせではリアルタイムCGMとして利用出来、アプリが対応していないスマホの方は、リーダー《青》を貸し出すことにより、間歇スキャン血糖測定装置として利用出来ます。
リアルタイムCGMと組み合わせて血糖の状態を確認しながらインスリン量を調節行うSAP療法、さらに高血糖や低血糖のアラートに加え、インスリン自動停止や注入量自動増加できるハイブリッドクローズループ(HCL)機能の備わった機器にも対応しております。
以下自費検査にて 当院通院中の患者さまに限り希望にて検査予定します。当該検査のみの予約や受付は行いません。
老化の具合がわかります。
(準備中)
以上の検査機器があることにより、以下の疾患に対応することが出来ます。
①網膜症(眼底カメラ) ②腎症(尿検査) ③神経障害(自律神経機能検査、振動覚検査) ④動脈硬化関連検査(血管年齢、頸動脈エコー、心電図、ABI/CAVI)
肥満・高血圧・脂質異常・糖代謝異常に対しても迅速に対応可能。
※甲状腺関連検査の院内検査が可能になりました。自動免疫分析装置にて、甲状腺関連検査なども院内迅速検査にて対応しております。
超音波検査、血液検査(ホルモンは翌日結果)、自己抗体検査(1週間程度)、穿刺吸引細胞診(当院では行っておらず、外科に紹介いたします。)
胃カメラにて慢性胃炎や萎縮性胃炎と診断された方、結果をご持参頂ければヘリコバクター・ピロリの検査も可能です。結果が陽性であれば除菌治療も承ります。
※外注依頼しますので、検査結果は後日受診していただきます。