新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せておりますが、まだなくなったわけではなく所々クラスターは出現しております。
現状、症状があっても検査を受けない方もおり、報告も全例報告ではなくなっているため、見た目上の感染者数は減っております。
なぜ減っているのか、ワクチンと感染による集団免疫の習得とされておりますが、科学的根拠もなく、感染者の増減に関しても不明な点が多いようです。
一方で、新型コロナウイルスの感染性は相変わらず強く、若年者では感冒様症状で済みますが、高齢者や基礎疾患がある人、ワクチン未接種者に対しては決して弱毒化されておらず脅威であることは変わりません。また、今後、さらなる変異株の出現も危惧されます。
医療機関におきましては、ウィズコロナとは行かず、ゼロコロナ対策が求められているのも変わりません。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが2類から5類になりましたが、当院では、引き続きこれまで通りの対応を行っていく予定です。
まだウイルスがなくなったわけではありません。特に基礎疾患をお持ちの方は、ガードを下ろさずに行動し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で辛い思いをする方が増えないように対策していきましょう。2023/05/08より高齢者に対して令和5年度の新型コロナワクチン接種が開始となります。
発熱患者に対して外来対応医療機関(診療・検査医療機関から名称変更)が指定されております。
現状当院では、通常の予約患者さまが多く、専門外来の新患患者も多いため、予約外の感冒様症状の患者さまに対応出来る余裕がございません。
体調が悪い状態で長時間お待たせすることになってしまいますので、お急ぎの際は近隣の対応医療機関をお勧めしております。
特に初診発熱患者さまの対応は現状困難です。感染症検査や胸部レントゲン検査が出来ないため。
※亜急性甲状腺炎が疑われる場合は除きます。この際もまずはご自身で新型コロナウイルス抗原検査など行った上での診療となります。
インフルエンザやコロナの検査を希望される方は伊勢崎佐波医師会病院などに紹介します。行政検査ではなくなりますので検査費用が発生します。
かかりつけの患者さまの電話相談にはのりますが、検査は出来ませんので対応医療機関を紹介させていただきます。
上記に当てはまる場合は、まず、下記 群馬県受診・相談コールセンター に電話をしていただき指示を仰いで下さい。
息苦しさ・強いだるさ・高熱などの強い症状のいずれの一つでも自覚している場合、絶対に連絡なしで直接当院への受診はお控え下さい(もし直接受診された場合には大変恐縮ですが、院外にて、インターホンまたは電話で対応させて頂きます)。ご協力のほど宜しくお願い致します。
当院では、高齢者や糖尿病の患者さま、妊婦さんも多いため、定期受診の方とかぜ症状の方の動線を交わらないようにしています。
院内に入られた際には感冒薬は処方いたしかねます。あらかじめ、ご連絡いただき、駐車場などで対応します。
当院では、新型コロナウイルス感染症に対するPCR検査・抗原検査、インフルエンザ抗原検査は出来ません。
コロナの抗原検査はご自身で御施行ください。
当院では上記検査や胸部レントゲン検査も出来ませんので、他の医療機関受診をおすすめいたします。
当院に定期通院中(病歴やお薬の処方が当方で確認出来る方に限る)はお電話にて相談にのります。必要時他院紹介とさせていただきます。
軽症の場合は、駐車場にて車中診察、もしくはオンライン診療にて対応させていただきます。14時半など指定した時間での対応となります。
現在オンライン診療の準備をしております。発熱の対応に関しましては今後オンライン診療のみとする方向です。
アプリの準備とクレジットカード決済の準備をお願いします。
軽症の場合は受診はせずに自宅にて安静、療養を行いましょう。通常のかぜは3-4日で改善します。外出はできるだけ控えて下さい。
症状がある場合は絶対に人の集まるところ(職場も含めて)に行かないことです。
新型コロナウイルスは、発症2日前から感染力があり、発症の7-10日後には感染力がなくなります。
新型コロナウイルス感染症が心配であれば、発症日を0日目として発症から5日経過し、症状改善後24時間の自宅療養をお勧めします。
心配であれば「10日離れる」「改善がなければすぐに言う→相談窓口へ」
10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクの着用や、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮する。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心掛ける。
厚生労働省:感染症法上の位置づけ変更後の療養について(令和5年4月14日)
家庭内でご注意いただきたいこと~8つのポイント~(厚生労働省PDF955KB:外部リンク)
一般開業医では、通院中の患者さまの健康を守ることが優先されますので、引き続き下記対応をさせていただきます。
上記、ご了承いただき、御協力宜しくお願い致します。 院長
下記、糖尿病学会より(抜粋)
(Q) 糖尿病患者が、新型コロナウイルスに関して気をつけることはありますか
(A) 新型コロナウイルスに罹った場合に、重症化するリスクとして、心疾患や呼吸器疾患に加えて、糖尿病もその一つである可能性がありますが、現時点でははっきりしていません。糖尿病がある方は、一般的な衛生対策に加えて、不要不急の外出を避けることや人混みを避けるなどの注意をすることは、インフルエンザなどの他の感染症対策と同じです。
糖尿病を治療していて、熱が出るなどの際には、血糖値を下げる薬の調整が必要になることがあります。Sick day (シックデイ:体調の悪い日)対策として一般的なことは国立国際医療研究センターの以下のページをご参照ください。
シックデイ(国立国際医療研究センター 糖尿病情報センターHP)
1型糖尿病の患者さまは糖尿病性ケトアシドーシスになる恐れもありますので、注意し、早めに対応しましょう。
厚生労働省: 新型コロナウイルス感染症について
国立感染症研究所: 新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報ページ
日本感染症学会: 新型コロナウイルス感染症
日本環境感染学会: 新型コロナウイルス(2019-nCoV)感染症への対応について
日本プライマリ・ケア連合学会:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療所・病院におけるプライマリ・ケアのための情報サイト
外国語ポスターなど:新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸:外部リンク)
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